仮想通貨ーモナーコイン(MONA)のSegwit有効化とは?購入はZaifのみ?

日本人によって開発された初の国産仮想通貨として、2014年元旦に公開され、大変話題になりました。
公開以降の値動きは非常に激しく、公開された2014年8月には日本円で99円まで高騰したかと思えば、約2年をかけて2016年5月に0.1円にまで下落しています。バブルというかブームが起こって去った、という印象ですね。
モナーコイン(MONA)の特徴
モナーコイン(MONA)は、Litecoinの技術をベースに作られた仮想通貨ですので、Litecoinと比較しても特筆すべき相違点は見当たりません。
公開以降の価格の急騰や下落も、話題性のみといったところで、興味本位の投機資金の流入によるものと考えて良さそうです。日本では、初の国産仮想通貨として知名度をあげたモナーコイン(MONA)ですが、世界的にみると、それほど評価されているわけではありませんでした。
モナーコイン(MONA)に大ニュースあり
ただ、このニュースによって注目度は一気に上がることになりました。
特徴がない、とは言うものの、2017年4月にモナーコイン(MONA)関連の大ニュースが発表されたのです。発行上限が設定されている仮想通貨について回るスケーラビリティを解決するためのブロックチェーンのサイズを変更する技術、Segwitを有効化することが決定したのです。
このニュースを受けて、モナーコイン(MONA)は1週間で2倍もの急騰を見せました。
モナーコイン(MONA)はどこで購入できるのか
モナーコイン(MONA)を購入できる取引所は2017年6月現在、Zaifのみとなっています。
上述したSegwit有効化のニュースを受けて価値は上昇傾向にあり、現在日本円で30円前後で取引されています。
実際にSegwitが有効化されれば、またさらなる変動がありそうです。どちらに動くかはまだ分かりません。
モナーコイン(MONA)の将来性
Segwitを有効化することが決定したのは、現在公開されている数ある仮想通貨のなかでも初めてということもあって、それが功を奏するかどうかで、Segwitが議論されている他の仮想通貨にも大きな影響を与えると言えます。
モナーコイン(MONA)のSegwit有効化が成功すれば、次々と他の仮想通貨でもSegwitを有効化する動きが加速するでしょう。
主に日本国内に存在する取引関係者からはSegwit有効化は非常にポジティブに受け止めれていますので、決してモナーコイン(MONA)の将来は暗くはないと言えるのではないでしょうか。
Segwit有効化のニュースを受けて、世界的にも注目を集めていますので、今後モナーコイン(MONA)を取引開始する取引所が増えると思われます。
日本初の国産仮想通貨ということで、贔屓するわけではありませんが、Segwit有効化という英断を世界で初めて下した仮想通貨として、歴史に名を残したことは間違いないでしょう。