仮想通貨ーイーサリアム(ETH)とは?規模/値動き/時価総額を大解剖!

イーサリアム(ETH)とは、2017年現在、世界初の仮想通貨であるビットコインに次ぐ時価総額を誇る仮想通貨です。
イーサリアム(ETH)の歴史はまだ浅く、スタートしたのは2015年7月です。しかし、1年経たずにその価値は10倍以上になっています。
イーサリアム(ETH)の特徴
時価総額でビットコインの後塵を拝してはいるものの、イーサリアム(ETH)はビットコインと決定的に異なる特徴があります。
それは実は、イーサリアム(ETH)は厳密に言うと仮想通貨ではない、ということです。
イーサリアム(ETH)の最大の特徴として挙げられるのがスマートコントラクトと呼ばれる契約システムですが、これは、ある契約を締結するにあたって、その契約に附帯する作業を自動化し、強制させる『仕組み』です。
単なる仮想通貨のやり取りではなく、取引に係る契約や条件も同時に管理できるという点ではビットコインよりも優れていると言えます。
イーサリアム(ETH)はどこで入手できるのか
イーサリアム(ETH)を入手する方法は、ビットコインと同様に取引所で法定通貨を持って購入するという方法が個人では、一般的です。
ビットコインと同様にマイニングする方法もありますが、やはりこれは個人でやる作業ではない、と言えます。出来ないこともありませんが、高い知識と高性能のコンピュータ、膨大な電力を要します。
イーサリアム(ETH)を購入できる取引所のひとつが『CoinCheck』と呼ばれる取引所です。
Facebookのアカウントか、あるいはメールアドレスがあればすぐにCoinCheckのアカウントを作成することができます。
登録後、本人確認作業が必要になります。
本人確認書類の提出が終了したら、CoinCheckでのイーサリアム(ETH)の取引が可能となります。
イーサリアム(ETH)の将来性
イーサリアム(ETH)については、ビットコインに次いで時価総額2位とはいっても、その規模ではまだまだビットコインに及んでいないのが現状です。2017年6月現在で1ビットに対して1イーサの価値は10分の1にとどまっています。
しかし、2017年5月までのビットコインの激しい値動きを経て、イーサリアム(ETH)はビットコインのシェアを奪うことに成功していることを見ると、いつまでも2位というわけではないという見方もできます。
特にイーサリアム(ETH)にはビットコインにはない、スマートコントラクトがありますので、それを大手企業が採用し始めているという点も見逃せません。
今後もイーサリアム(ETH)を自社のシステムに採用したり、取引に使用する企業が増えてくれば、ビットコインを飲みこむ存在になっていくかもしれません。
イーサリアム(ETH)もビットコインと同様に仮想通貨としての取引は可能ですので、明るい話題だけではなく取引には仮想通貨としてのリスクは伴います。その点はビットコインと何ら変わりがないことを十分認識しておきましょう。