- Home
- イーサリアム, 特集:注目のアルトコイン
- 注目のアルトコイン|イーサリアムのプルーフ・オブ・ワーク/ステークで承認変わる?
注目のアルトコイン|イーサリアムのプルーフ・オブ・ワーク/ステークで承認変わる?
- 2017/9/25
- イーサリアム, 特集:注目のアルトコイン
- Serenity, イーサリアム, スマートコントラクト, セレニティ, トランザクション処理, ビットコイン, プルーフ・オブ・ワーク, ホームステッド
- コメントを書く

イーサリアムは、ビットコインに次いで2番目に時価総額の大きい仮想通貨で、2017年9月現在の時価総額は約3兆円です。
スマートコントラクト
最も時価総額の大きいビットコインや他の仮想通貨との違いは、スマートコントラクトという機能です。
このスマートコントラクトは、契約取引の実行を自動的に行い、自動的に記録していきます。
ビットコインでも取引を行ったことは、ブロックチェーンに保存されるのですが、イーサリアムの場合は、契約内容までネットワーク上に保存されます。
また、この保存された内容は、ネットワーク上の誰ても精査して監査することが可能なため、取引内容の改ざんはできないようになっており、それにより通貨としての信頼性を確保するようになっています。
契約は、完全な言語により記述することが可能で、中央機関を通すことなく契約を自動執行できます。
手数料として、契約の執行には、契約の複雑度合いに応じたイーサリアムを支払う必要があります。
イーサリアムの発行は、現在はプルーフ・オブ・ワークと言って、ビットコインと同様、採掘によって新規発行されることとなっていますが、今後は「セレニティ(Serenity)」というアップデートにて、プルーフ・オブ・ステークという、コインを持っている割合でブロックの承認の割合が決まる方式に移行することが予定されています。
そうなると、ネットワーク効率が大幅に向上することが想定されています。
イーサリアム今までと今後
イーサリアムは、2015年7月にリリースされました。
その後、2016年3月に「ホームステッド(Homestead)」と名付けられているアップデートにて、プラットフォームがアップデートされました。具体的には、トランザクション処理が高速化され、大企業など、契約の情報量が多い企業でもイーサリアムの使用が可能となりました。
その後、マイクロソフト、インテル、JPモルガン、三菱UFJフィナンシャル・グループなどが参加する、Enterprise Ethereum Allianceが設立され、参加企数は大企業を中心に増え続けています。
さらには、2017年9月下旬に「メトロポリス(Metropolis)」というアップデートが実施される予定です。
このメトロポリスアップデートにより、「zk-snark」という技術による匿名性の向上、より簡単にシステム構築できるようになるスマートコントラクトの簡略化、カウントを抽象化するマスキングという技術によるネットワークセキュリティの向上などが行われます。
イーサリアムの入手方法
イーサリアムの入手方法としては、
- ・仮想通貨取引所で購入する
- ・採掘する(マイニング)
の2通りの方法があります。
購入に関しては、国内の仮想通貨取引所では、coincheckやbitflyerなどで購入することが可能です。
マイニングに関しては、自分のパソコンにソフトウェアをインストールしてマイニングを行う方法と、インターネット上でマイニングを行うプラットフォームをレンタルできる、クラウドマイニングを行う方法があります。
自分のパソコンでマイニングを行う場合、ハイスペックなGPUを搭載したパソコンを使う必要があり、普段使っているような普通のスペックのパソコンではなかなか難しく、また電気代も通常のパソコンよりも大幅にかかるようになるため、電気代の高い日本では、一般家庭で利益を出すことは難しいです。
そんな場合には、クラウドマイニングを利用するのが良いかと思います。クラウドマイニングのサイトは、Genesis MiningやHashFlareが有名です。