
QUOINE(コイン)は2014年にシンガポールで設立された仮想通貨の取引所です。
2016年には本社機能のみ日本に移転しています。設立がシンガポールということもあって、アジア圏では最大級の仮想通貨取引所となっています。
QUOINE(コイン)で出来ること
QUOINE(コイン)の特徴は、ひとつには、取引に係る手数料がレバレッジ取引、ETH取引を除いて無料である、という点です。
ほとんどの取引所は取引に一定の手数料が必要です。その手数料で取引所を運営し、利益を上げているわけですから当然と言えば当然です。
ところが、QUOINE(コイン)では、アジア圏最大というスケールメリットを生かして手数料を無料にし、利用者に還元しているということになります。これもサービスのひとつですね。
また、世界で初めて、ビットコインの信用取引を多数の法定通貨のペアリングで出来るサービスを提供したことでも話題になりました。
通常では、日本でアカウントを開設した場合、日本円でのみの取引となりますが、QUOINE(コイン)では、アメリカドルやユーロでもビットコインを取引することが可能となっています。
為替の状況を使ってリスクマネジメントができるというわけですね。ただ、これを上手く使って取引で利益を上げるのは、FXや仮想通貨の取引に係る高度な専門的知識が必要になります。
信用取引についてもレバレッジが25倍までとなっていますが、こちらも相応のリスクがあることを理解しておかなくてはいけません。
QUOINE(コイン)の特徴としてもう一つ珍しいのが、ビットコインの貸し出し機能があることです。
国内の仮想通貨取引所でビットコインの貸し出し機能があるのは、2017年6月現在では、QUOINE(コイン)のみとなっています。自分が持っているビットコインを取引所に貸し出すことで金利が得られる仕組みになっています。
QUOINE(コイン)はおすすめか
QUOINE(コイン)には、他の取引所にはないサービスがたくさんあります。
ただ、これらを利用して利益を上げていくためには、仮想通貨はもちろん、FXや信用取引に関する詳しい知識が必要になります。
利用者が特に必要がなければ、信用取引も他国通貨での仮想通貨の購入もやらなければいいだけの話ですが、それではQUOINE(コイン)を利用するメリットが失われてしまいます。
ハイリスク・ハイリターンを狙う方、あるいは、仮想通貨の取引を専門に行う方にはおすすめできる取引所ではないでしょうか。
ただ初心者の方にQUOINE(コイン)がおすすめできないというわけでは決してありません。
しかし、興味本位で信用取引や他国通貨での仮想通貨の購入を行うのは、リスクしかありませんので、初心者の方でQUOINE(コイン)を利用する場合は、日本円での現物取引にとどめておくことをおすすめします。