坂本よしたか氏が唱える成功論!成功したければ他力を使う?「他力の流儀」とは?

ネコ博士

坂本よしたか氏は、これまでに様々なビジネスを手掛け、30億円という年商を実現した人物です。経営者としての顔だけではなく、投資家やセミナー講師、作家、プロデューサーなど多面的な顔を持っている人物でもあります。

今回は、
・坂本よしたか氏はどのような人物なのか
・他力の流儀とはいったい何なのか
・なぜ他力を活用することは大切なのか
といった点について、坂本よしたか氏の考えを交えながら解説していくことにしましょう。

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坂本よしたか氏の紹介

起業家

まずは、坂本よしたか氏の経歴について解説していきます。

坂本よしたか氏は、1973年に愛知県で生まれました。春日井市の出身で若水中学校を卒業しています。両親は飲食店を経営していて、幼い頃は比較的裕福な生活を送っていました。

しかし、父親が体調を崩してしまってからは状況が悪化し、借金まみれになってしまったのです。再起を図るために飲食店を再スタートしますがなかなかうまくいかず、坂本よしたか氏は高校を辞めてアルバイトをはじめ、家にお金を入れることを決意します。

親の飲食店で手伝いをしていたため問題ないだろうと考えましたが、それは甘い考えで、辛い日々を送ることになりました。

2年間飲食店でアルバイトした後はパチンコ業界で働き始めます。パチンコが好きだったこともあり、パチンコ業界で上に昇りつめようとしたのです。

有限実行し、1年後には幅広い仕事に携わるようになり、本社に配属されます。そこでは企画や営業に関するノウハウを身に付けました。

それからは、コンサルティング会社を起業し、クライアントがどんどん増えていきました。しかし阪神淡路大震災の煽りを受け、坂本よしたか氏の会社も大きなダメージを受けることになってしまったのです。

それを機に、無店舗型の仕事をスタートし、より幅広いエリアを網羅できるような仕組みを構築していきました。

そして現在では、株式会社ライトニングプロデュースと株式会社ライトニングプレミアムの代表取締役を務めています。独自のノウハウをレクチャーする Top Buyer Golden Club(通称:TBGC)は大きな支持を集めています。

 

他力の流儀とは

ネコ博士
坂本よしたか氏は、他力の流儀という考え方を書籍の中で説明しています。他力の流儀とは一体どのような考えなのでしょうか?

他力の流儀は、成功している人が共通して持っている考え方だと坂本よしたか氏は書籍の中で述べています。成功を収めるためには、何よりも自分自身の努力が大切です。

自分自身の努力だけではどうしても乗り越えられない壁が出てきてしまうケースが多く、その時に他人の力を借りる必要があるという考え方です。どこかの分野で成功を収めたいと考えた時、自分でゼロからやり方を生み出すよりも過去の成功者のやり方を参考にした方が効率的でしょう。

これは間接的ではありますが、他力を使っているということになります。経営が上手くいかないと悩んでいる人ならば、コンサルティングを受けることで改善へと導ける可能性が高まります。これも、他力です。

周りの力を借りなければいけないことにネガティブなイメージを抱く人もいるかもしれません。しかし、成功者や尊敬できる人のまねをして、自分自身のものにしていくことは成功するための重要な要素になります。

そのため、他力こそ成功するために必要な要素の本質的な部分だと考えることができます。

 

なぜ今の時代に他力を使うのか

なぜ?
坂本よしたか氏は、このような時代だからこそ他力を使うべきだと書籍の中で述べています。なぜ、そのように述べているのか理由についてみていきましょう。

・他力の使い方
他力にはいくつもの使い方があります。近年では、SNSもその1つだと言えるでしょう。インターネットが普及し、以前とは違った生活様式が浸透しています。

それに伴って、それぞれの企業はサービスの提供や商品の販売に関するやり方を改めなければいけないといった状況になっています。それを早くから察知していた企業では、SNSアカウントを作成して積極的に運用しているのです。

そうすることで、情報をより幅広い層に発信できるようになりますし、クチコミが拡散されやすくなるからです。インターネットが今ほど普及していなかった時代では、チラシなどを見て実際に足を運ばなければサービスの利用や商品の購入はできませんでした。

今でも旧来のやり方にこだわっているところもあるでしょうが、認知度が高まったり、業績がアップしたりしている会社はインターネットという他力を上手く活用している傾向があります。

SNSは、専門的な知識がなくても利用できます。拡散力が高いので成果も比較的上げやすいでしょう。そのため、最近ではSNSアカウントを作成し、情報発信などを行っている会社や個人事業主が増えているのです。

・他力の必要性について
最近では、クラウドファンディングを行う人も増えています。これも、他力の1つだと言えるでしょう。クラウドファンディングは、やりたいと思っている事業などを実現するために賛同者から資金提供をしてもらうというものです。

つまり、他力の代表的かつ新しい手法として台頭していると言えます。ただ資金提供をしてもらうだけではなく、成功者が有するプラットフォームを利用したり、真似したりすることも成功への近道です。

しかし、ずっとお手本とする成功者の真似をし続けていては二番煎じのままでそれ以上伸びることが難しくなってしまいます。クラウドファンディングなどでサポートを受けたら、知識やノウハウを吸収し、自分だけのオリジナルビジネスを展開しなければいけません。

それによって、より成功の可能性が高いビジネスを始めることができ、効率的に稼げるようになると坂本よしたか氏は考えているのです。

・成功のためのステップアップに必要な新要素
今の時代は、インターネットで何でもできる時代です。これまではそこまで重要視されていなかったネットの世界ですが、今はそれこそが成功のためのステップアップに必要な新しい要素になっています。

SNSは、口コミなどを拡散しやすいのでサービスや商品の認知度・知名度アップにつなげやすいです。クラウドファンディングを使えば、起業する際のハードルでもある資金調達が容易になります。

SNSやクラウドファンディングを活用することも、自力思考ではなく他力思考です。自力思考のままではこれらを有効活用することも難しくなってしまいますが、他力思考ならどのような使い方がベストか把握できるので有効活用できるはずです。

自分だけで何とかしようとするのではなく、インターネットを含む様々なツールを活用し、他力を借りるのが今の時代のニュースタンダードになると考えることができます。それによって、それぞれがメリットを享受できる社会になることでしょう。

 

他力を使うことによって得るもの

インターネット
坂本よしたか氏は、今の時代にこそ他力が必要だと考えています。最後に、どうして今それが必要になっているのか、いったい何を得ることができるのか、見ていくことにしましょう。

・より大きな能力を手にできる
他力を使うと、自分が持っている以上の能力が手に入ります。苦手な分野は仕事の時間もかかってしまいますが、それを得意な人に任せれば半分くらいの時間で終わる場合もあります。

お互いに苦手分野と得意分野を補い合うことができれば、トータルの作業時間を短くできるでしょう。上手に他力を使いこなすことができれば、一人ひとりが持っている能力を限界突破したパフォーマンスを実現できるのです。

チームとして作業をするのであれば、これは特に重要な要素になるでしょう。

・心身ともに余裕が生まれる
他力を使うことで、1人で全て抱え込む必要がなくなります。全部1人でやらなければいけないと思って作業をすると、焦りが出てきて余裕がなくなっていきます。

ビジネスを成功させるには継続が大切です。だからといって、ビジネスだけに一心不乱になるのではなく、趣味とビジネスのバランスをしっかりとらなければいけません。成功者と呼ばれている人の多くは、心身ともに疲れ切っていないのです。

それどころか、他力を上手く使っているので心身ともに余裕があります。仕事をしっかりとやったら、その後はジムに通ったり、趣味を楽しんだりと充実した時間を過ごしています。

他力を使わずに自分だけで全てこなそうとすると、やりたいことができず、やらなければいけないことが優先になってしまうため、余裕がなくなってしまうのでしょう。そうなることを防ぐためには、他の人が得意とする分野を任せるなど他力を使う必要があります。

あなたにとってやらなければいけないことだったとしても、他の人にとってはやりたいことである可能性もないとは言い切れません。その力を上手く借りられれば、良好な関係を築けますし、疲弊もしにくくなります。

・協力してもらいやすくなる
他力という概念を頭に入れておくと、同じチームになった人だけではなく、外部の人とも協力体制を構築しやすくなります。それによって、双方が成功体験を分かち合えるようになるのです。

それだけではなく、信頼が深まるペースも早くなります。なぜかというと、仕事を任せられた人は「信用されているな」と感じ、仕事を任せた人は「信用することができるな」と感じるため、信用を交換できるからです。

坂本よしたか氏は、1人でビジネスをスタートしています。そのため、スタートしたばかりの頃は他力という考え方がなく、周りを頼ったり、信用したりすることができなかったと言います。

しかし、他力を使って周りと協力体制を構築し、新たな協力者を連れてきてくれたことにより、組織としてのレベルが高まっていくという実感を得ました。

そして、他力を使った集まった仲間が坂本よしたか氏に富をもたらしたのです。それを機に、他力を使うことは成功するための重要な要素だと感じるようになったのでしょう。

・成長のペースが速くなる
自分だけでアイディアを考えたとしても、出てくる数は限られたものになってしまいます。それは、特定の側面からしか物事を見ることができないからです。

しかし、他力を借りると多面的な視点で物事を見られるようになるため、自分だけでは思いつかなかったようなアイディアが生まれるようになります。信頼できる仲間とアイディアを出し合えば、より多くのアイディアが出てきて、失敗のリスクも低くなると考えられます。

ビジネスにおいては、何人かが自由に意見を出し合うブレーンストーミングという手法を用いるケースが有名で、実践したことがあるという人もいるでしょう。ブレーンストーミングも、他力の1種です。

そのようなやり方を採用することで、双方が成長するペースは格段に速くなります。チーム全体の力を底上げするためにも、他力を使うのは有効な手段だと言えるでしょう。

・自立や自律につながる
ビジネスで誰かを信用して、仕事を任せるのは簡単なことではありませんし、勇気が必要なことです。部下を持つ人なら経験があると思いますが、部下が仕事で失敗してしまうと上司であるあなた自身の責任が問われてしまいます。

そこで自力思考な人は、「自分でやるとミスが少ないから確実だ」とか「ミスがあるとそのフォローが面倒だ」と考えてしまうのです。

一般的にはそのように考えてしまうのが当たり前だと思われるかもしれませんが、それによってあなたはキャパシティを超えた仕事を持ち、別のミスを誘発してしまう可能性があります。

それでは結局意味がなくなってしまうため、部下を信頼して任せるという他力思考を持つことが重要だと言えるでしょう。成功者と呼ばれる人は、ミスをした人を責め立てるのではなく、その理由を一緒に探って同じことを繰り返さないようにするにはどうすれば良いのか考えます。

ミスをしないような仕組みを構築することができれば、あなた自身の負担も軽減しますし、他のスタッフの能力も向上していきます。そして任せられた側の人は、責任を持って仕事に取組み、自ら行動を起こせるようにもなっていくと坂本よしたか氏は考えているのです。

これを踏まえて考えてみると、他力の流儀は誰もが身に付けておきたい考え方だと言えるでしょう。特に、経営者や部下を持つ人にとって重要な要素になります。

これを知っているかどうかによって、その会社の成長スピードにも大きな差が出る可能性があります。今からでも遅くないはずなので、自力思考から他力思考に変えられるような仕組み作りをしてみてはいかがでしょうか。

 

重要ポイント・まとめ

・坂本よしたか氏の考え方はこれまでの経験が活きている
・他力は今の時代にこそ必要なものである
・他力によって多くのメリットを享受できる

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